2013年06月24日(月)
6月議会を振り返って その2 [13年06月議会]
最終日に2つの条例制定が提出されました。
一つは寄居町職員および町長等の給与の臨時特例に関する条例の制定です。
寄居町の職員課長 4%
主査・主幹 3%
加算のある主任 2%
主事補、主事主任 1%
特別職、町長副町長、教育長 5%を平成25年7月より平成26年3月までの9ヶ月間、期末手当には減額せず給料のみの減額するというものです。
私は反対討論を行いました。
国は、国家公務員の給与を災害などの予算が大幅にたりないため、平成24年度より7・8%の給与の減額を実施してきました。これを地方も行うようにというものです。一方で民間企業に対して景気の回復のために賃金を上げるように要請し、今年の一時金は昨年より良い企業が増加しております。本気で景気回復を考えているのか、地方がこのことを行わなければ地方交付税を減らすペナルティーをかしています。地方自治体の市町村長は、反対を強く主張してくれた。 ところが埼玉県がこれを進める方向を出したということで県内各地の自治体から臨時特例を受け入れる方向が出されています。
当町では、一般会計の決算状況を見てもここ数年黒字決算できております。公務員は、2006チャレンジプランで賃金カット、また期末手当のカットとカットの連続できています。決して高い給与をもらっているわけではありません。人員削減と賃金カットが続いてはやる気をなくしてしまうのではないでしょうか。国のやり方にも反対ですし、これ以上の削減には反対です。結局は民間の給与も下げる事につながることになりますし、景気を冷えこませることになります。
職員の給与を削減するからには、議員の報酬も値下げすべきと、
寄居町議会議員の報酬の臨時特例に関する条例の制定については、賛成しました。
理由は、職員が9ヶ月削減が決まったことによるもので、本来は、削減には反対です。議員の報酬も含めて削減には反対です。国のやり方がひどい、自分の失政を地方公共団体に負わせる。国民に対しても復興予算として所得から一律500円引きました。予算を付けても復興は進まない、それどころか復興の名の下に予算が流用されていたことも明らかになってきています。黙って賛成する訳には行きません。趣旨には反対ですが、職員と一体となって困難を乗り切るために9ヶ月という限定でもあり賛成します。
Posted by たもがみ 節子 at 18時35分 この記事のURL コメント ( 0 )
2013年06月22日(土)
6月議会を振り返って その1 [13年06月議会]
6月議会の予定は数が少なく、条例等の改正案も出されませんでした。
総務経済常任委員会に付託された案件は、道路の認定と廃止です。開発や寄居スマートインターに伴なうもの、また認定すべき時期を見落としてきた払い下げるもの等でした。
文教厚生常任委員会では、年金組合から出された「年金2・5%引き下げの中止を求める意見書」国に提出を求める請願の審査でした。
この常任委員会8人中2名の賛成で否決されました。反対理由は、昨年6月に同じような請願が出て来て国へ意見書を提出していること、若い人の負担増も考えなければならない、医療と介護にかかる費用を若い世代が支えている、高齢者だけが苦しいという請願の趣旨は問題がある。物価スライド特例措置により年金額を下げなかった期間を含めての減額である。制度を維持するためにはやむを得ない。趣旨は理解できるが、意見書提出はどうか。ほとんどの委員、趣旨は理解できるがーーというものでした。
寄居町議会では、今まで趣旨採択は行ってきませんでしたが、他の自治体では趣旨採択を行っています。今後の課題ではないでしょうか。
私の賛成討論
「65歳以上の女性くらし実態アンケート」を共同通信が発表しました。「年金では生活は無理、8割が回答」とあります。
政府は払いすぎた年金は1兆円、制度をいじするためには止む無しと正当化していますが、年金受給者は不法に年金を受け取ったことはありません。制度を維持するというなら大企業に正規雇用を大幅に増やす事や税のあり方、一億円以上の所得者は、減税になることや株主への配当の税制を改革するなど不公平税制こそ問題にすべきです。高齢者の命綱である年金削減は、もっての外であり、460億円もの削減は地域経済にも大打撃を与えます。以上の理由により賛成します。
Posted by たもがみ 節子 at 12時07分 この記事のURL コメント ( 0 )
2013年06月19日(水)
6月議会にける私の一般質問 要旨 その4 [13年06月議会]
4、「寄居音頭」を日常教育の中に生かせないか
今年になって「寄居花まつり」、「小田原北条五代まつり」、「寄居北条まつり」と地元の民謡である「寄居音頭」を踊ってきました。10年ほど前は、何かの折に秩父音頭を小中学生、保護者、地元町民と踊りました。最近は、殆んどその機会はありません。
町民から「寄居音頭」を教育に取り入れてもらい、子どもの時から音楽・歌詞に親しみ、寄居町の文化を伝えてもらったらどうか、という声が寄せられています。
教育長の考えを伺います。
教育長の答弁
学校教育の中では、小学校の体育の時間には表現、リズムダンス及びフォークダンス、中学校においては、創作ダンス、フォークダンス及び現代的なリズムダンス、ロックやヒップホップが必修になっておりますので、学校教育で取り入れることは困難です。運動会等のアトラクションでご検討させていただきます。
私の再質問
「寄居音頭」をご存知ですか、歌詞も曲も良いじぁありませんか。ドンドン活用し、元気の出る町にしませんか。
教育長の答弁
学校教育では強制できませんが、アトラクションとして地域の交流の場として取り入れるようにします。
Posted by たもがみ 節子 at 07時31分 この記事のURL コメント ( 0 )
2013年06月18日(火)
6月議会における私の一般質問 要旨 その3 [13年06月議会]
3、今後の「アグリン館」について
4月29日にオープンした里の駅アグリン館に対して、町民をはじめ、そこで働く人たちからいろいろな声が寄せられています。町としては、どのように受けとめ、今後どう対処しようと考えているか町長に伺います。
町長の答弁
町に頂戴するさまざまな声については、今後のより良いアグリン館運営のための大変貴重なご意見と受止めております。
町といたしましては、NPO法人寄居町農業活性化協議会とも協力しながら、対応してまいりたいと考えております。
私の再質問
地元が盛り上げる事が大事だが、対応はどうなっていますか。また定期的に地元をはじめ、従業員や入館者の声を聞くシステムは出来ていますか。
地元が元気になるよう春は菜の花も見られ、菜種油を絞り油もとれる。またひまわりを作り花と油など、もっと創意工夫はできないか
売り上げを一日35件の販売予定が40件を越えたことで満足していたのではないのか。
町長の答弁
5月23日に地元との話し合いをもった(折原区の三役、区長・衛生・道路の各委員)そこでご意見もよく承り、こちらの意向も伝えた。地元の人を入れての定期的な会合は、今後考えてゆきたい。
始まったばかりなのでいろいろなご意見もいただいております、改善しながらやって行きます。
Posted by たもがみ 節子 at 05時48分 この記事のURL コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】