2012年04月27日(金)
城北高校 「在り方・生き方」教育講演会に参加 [学習会]
現在・WBA世界スーパーフェザー級チャンピョン
山内 高志氏
「夢をあきらめない」
4月23日(月)午後 城北高校体育館で在校生と一緒にお話を聞きました。
18回の防衛に成功し、一回だけ判定勝ちしていること。この強さはどこから来ているのか。いつまでもチャンピョンでいたい。強くなりたいとの思いは、日頃の練習の積み重ねであり、高校の時の監督の教えは、強くなるためには日頃の生活が大切と礼儀作法からきっちり教えられ、人一倍練習してきたとのこと。また、大学に入り高校の時の同級生が強くなり、その人たちの荷物持ちをさせられたことは、とても屈辱的であり、強くなりたいという思いを強くしたそうです。
しかし、大学では特別強くはなかったそうです。試合でよい成績だった訳でもなく、このままでいいのか、とボクシングから離れたそうです。そしてどうしてもプロになりたいとプロの道へ進みました。
プロになってチャンスに恵まれ、公式の試合に出る機会に恵まれ、ここで今までの力が発揮されKO勝ちしました。プロになっても月 何万円という時代もあり、チケットの売り上げ何パーセントというお金にしかならない生活の時も、日頃お世話になった人に、自筆でお礼の手紙を書いたり、ごあいさつをしたりしていました。
この事がプロになっても大きな力になったこと。いつまでもチャンピョンでいたいからもっと強くなりたいと練習は、手抜きはしない、夢をあきらめない・継続は力と思い頑張っています。
Posted by たもがみ 節子 at 10時14分 この記事のURL コメント ( 0 )
2011年12月08日(木)
福島原発事故と放射能汚染問題の講演会 [学習会]
二人の講師を招いて折原のカタクリ体育センターで110名のみなさんの参加で開催することができました。
最初の講師の関根一昭氏は、あってはならない事故により、多くの放射能が地上に降り注がれ福島原発周辺だけでなく、私達の所まで及んでいること、そして今だに収束のメドさえ立っていないこと。これから考えられることは、幼い子ども達への影響で、大人の5倍も幼児は影響を受けやすく、男子よりも女児の方がその二倍も受けやすい、講演が始まる前に会場周辺を測定し、0.16ベクレルあったことを報告され、この一日0.16ベクレルが一年中出ていること、一年で1シーベルトになり、大人の1シーベルト以上の放射能は危険だということ、子どもはその半分が基準だから近づいたら危険だ。近づけない方がいい。まだまだこういう所があちこち出てくるのではないか。
外部被爆よりも口や鼻などから体内に入り込んで来る、内部被爆の方が何倍も危険だと話されました。全国54機もある原子力発電所は計画的に廃止し、自然エネルギーに一日も早く転換するしかないと強く感じました。
二人目の講師の北条伸矢氏は、福島原発事故の取材で福島に入り、飯館村の元県議さんの所に泊まらせてもらい避難所など取材したのですが、危険から身を守ることも考え、放射能測定器を持っていったそうです。
車から降りると放射能を察知する警報機がピーピー鳴り止まない。「安全だ」と政府が言っている所でも鳴り止まない。その所で子どもが遊んでいたり、補償問題で隣は保障されて、保障が受けられない人が居るなど問題は山積されていること。10数回現地へ足を運んでいるが大きく変化していない。津波だけでない原発の被害の方が深刻であることを写真を見せて話してくれました。
お二人のお話が3時間以上にも及びましたが、参加者の殆んどの方が最後まで集中してお話を聞いてくれました。「もっと聞きたい」「肝心な話がまだ聞いていない」等々意見が出され、機会があったらまたやってほしいといううれしい声が寄せられました。
Posted by たもがみ 節子 at 15時00分 この記事のURL コメント ( 0 )
2009年10月09日(金)
八ッ場ダム問題の現局面と今後の対応について そのV [学習会]
5、いま、何が必要か
@、国が真摯に謝罪するとともに、中止の理由を丁寧に説明することです。
これまで自公政権が拒んできた基本的な情報を公開し、治水、利水に役立たないことを水没地区住民と利根川流域住民に対して丁寧に説明すること。実施と中止の事業総額の提示、ダム完成がズレ込む要因等の説明責任を国(政府)は果たすことです。
A、ダム中止こそ一刻も早い生活再建、地域振興につながることを住民に説明してゆくことが大切です。
住民にとって一番の願いは「とにかく早く終わらせてほしい」ということ。生活と営業の見通しが立たないことへのいら立ち。もともと2000年に完成予定が2010年度に延び、2015年度に延び、それすら危ういと受止められているとき、ダム中止を決断する方が、直ちに生活再建・地域振興につながると言う事です。
B、ダム中止と一体なものとして、関係者への補償措置と生活再建・地域振興策を示すことです。
「公共事業の中止に伴なう住民の生活再建・地域振興を促進する法律(仮称)」の制定。
地元の要望をしっかりとふまえ、八ッ場ダムの現状に即した関係者への補償措置と生活再建・地域振興策の具体化が必要です。
C、水没予定地住民のダム本体の中止に対する懸念は、旅館の営業問題です。
ダム湖の景観を観光資源と考えている旅館に対して、中止を前提とした魅力ある観光地をどうするか。真剣に向き合って考えて振興策を検討し、具体化することです。
6、わが党の今後の活動
@、ダム推進論を批判する先頭に立つこと
A、水没地区住民の声を汲み取る活動、住民への補償措置と生活再建・地域振興策の具体化のための支援を行うことです。
B、新政権に対して必要な要請を行うことなどです。
Posted by たもがみ 節子 at 05時11分 この記事のURL コメント ( 0 )
2009年10月08日(木)
八ッ場ダム問題の現局面と今後の対応について そのU [学習会]
4、マスコミなどで伝えられる地元住民などの「批判」の声をどう見るか
@、新政権の中止手法の問題点
筋道立てて説明していないこと。「マニフェストに書いてあるから中止」と問答無用に押し付けていると住民は受止めています。
半世紀以上もの間、国の施策に翻弄されて来た水没地区住民の苦難は、想像に余りがあります。
長い間の反対の末、苦渋のダム受け入れを決断し、一刻も早い地域再建を願ってきた住民に対する新政権は、真摯な姿勢で謝罪することが何より求められています。
A、八ッ場ダム中止後の生活再建が見通せないことへの不安。
すでに水没予定地区住民の七割か転居し、残った住民は新たな代替地でコミニテェーをつくりたいという切なる願いがあります。これにどう応えるか、方向性が必要です。
B、ダム推進勢力の巻き返しの動きは
本体工事と合わせて水質中和のための工事も必要となるため利権がらみによる工事続行の動きもあります。
Posted by たもがみ 節子 at 05時05分 この記事のURL コメント ( 0 )
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