2020年03月16日(月)
3月議会における私の一般質問 要旨 その1 [議会活動]
1、支え合いふれあいのある健康長寿のまちについて
所信表明の中のいきいきと暮らせる環境づくり及び支えあう地域づくりについてでありますが、高齢者の生きがいづくりや生涯学習活動の支援、障害者の自立支援などにより、地域でいきいきと暮らせる環境づくりを進めるとともに、自助、共助、公助のつながりを強め、人と人のとの絆を大切にし、支えあいとふれあいのある地域づくりをすすめてまいりますとあります。そこで伺います。
(1) 高齢者が健康を維持するために
@体力低下をどう防ぐか具体的な施策なついて
A食生活の改善や指導について、どのように考えているか
B病気の早期発見、早期治療についての問題点について、どう考えているか。
C公共交通の利便性についての考えはどうか
D高齢単身者への対応についての考えはどうか
町長答弁
@について、筋力の向上を主な目的とした、おもりを手や足につけて行う「寄居いきいき百歳体操」を推進しており、体操の指導者を養成するサポーター養成講座を座学と実技を交えて実施しているほか、地域での自主活動を支援しております。身近な地域で、こういった取り組みが広がるよう、継続して支援してまいります。
Aですが、脳血管疾患など生活習慣病予防には、運動だけででなく、減塩等食生活の改善が重要であると考え、健康づくりに興味をもっていただくきっかけとなるよう、「健康チェックコーナー」を月に1回実施し、血圧や血管年齢測定などを行っています。また、高齢者に対しましては、低栄養状態の改善が身体機能を維持・向上するために重要であることから、管理栄養士など専門職が住民やケアマネージャー、介護サービス事業所等に助言を行う事業を実施し、引き続き支援をおこなってまいります。
Bですが、高齢者に対する疾病の早期発見・早期治療につなげる取り組みとして、より多くの方に検診を受診していただくため、高齢者スポーツ大会の開催に合わせて、結核検診を実施しております。また、胃がん検診につきましては、誤嚥等の可能性が高い高齢者に、ABC検査や内視鏡検査をご案内することで、高齢者の方にも安心して受けられるよう体制を整備しております。課題といたしましては、高齢者保健福祉計画策定時に行いました、「高齢者生活実態調査」において、「かかりつけ医」を持たない高齢者が13.4%おりましたことから、重症化を予防する観点から、「かかりつけ医」を持っていただく取り組みが重要であると考えています。
Cですが、利便性の高い移動手段を確保することは、高齢者が安心して生活する上でも重要な課題であると認識しています。町で実施していますデマンドタクシーのサービスを実施させるなど、より利用しやすい環境の整備に努めてまいります。
高齢者に対しましては、高齢者福祉タクシー利用料金助成事業を行うほか、福祉有償運送や社会福祉協議会で行うふれあいサービスなど高齢者の外出を支援する事業についても関係者と情報を共有し引き続き住民への周知を行ってまいります。
Dですが、町では社会福祉協議会や民生委員・児童委員協議会とともに、地域における見守り活動を推進するとともに、包括支援センターにおける総合相談・支援事業等を実施し、関係者と連携を図りながら高齢者の生活支援を行ってまいります。
Posted by たもがみ 節子 at 15時58分 コメント ( 0 )