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2018年03月22日(木)

2018年度寄居町一般会計予算について [議会活動]

2018年度寄居町一般会計予算に反対しました
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 国は、景気回復傾向にあるとし、企業も、春闘では昨年並みかそれ以上の賃上げを行っています。しかし、その要因の一つは人手不足の解消のためともいわれています。求人も倍以上ですが正規雇用よりも非正規雇用が中心です。非正規雇用は労働者の4割とまで言われています。
 当町の予算も、個人町民税は、給与所得者の増額を見込み増加しています。その一方年間所得300万円以下の人は72.3%です。多くの人が生活は苦しいと感じています。生活保護の扶養費の削減、介護保険の要支援・要介護1、2への改悪等々が高齢者や弱者に大きな負担となっています。
 当町の100億円を超える大型予算は、大きくは寄居駅南口におけるインフラ整備の本格始動、公共施設の老朽化対策等の重要課題と住民生活を保障する関係予算となっています。
 町が重点施策にかかげている三点をみると「教育施策の充実強化」については、学力向上のためのきめの細かい施策は一定の成果を上げてきています。また、第三子の給食費の無料化、寄居小のトイレの改修などは一定の評価するところですが、「どの子にも行き届いた教育を」の観点から考えたとき子どもの貧困対策はどうか、6人に1人が貧困といわれています。子どもは誰もが大きな夢を持つものと考えていましたが、夢を持てない子どもがいるのも事実です。こんな状況の中で放課後の子どもの居場所になっている学童保育所の役割は重要です。ようやく国も認めるようになりました。町では民間に運営を任せております。保育料が高くて兄弟を通わせられない親、指導員さんが労働条件が悪いため見つからない等々深刻です。しかし、年々希望者は増え、寄居、桜沢、用土と施設を増やしています。施設整備には一定の援助はしていますが、運営の状況について近隣自治体と比べて町の思いやりが感じられません。
 一方、同和対策事業では、活動団体2団体105人に対して年間380万円もの予算が組み込まれています。どう考えても不平等ではないでしょうか。
 次に「女性の活躍推進」についてです。どこの集いに行っも女性が多い、女性の積極性には目を見開くものがあります。しかし、当庁舎をみると女性の課長は一人もいません。女性が安心して責任ある仕事に就ける条件がとどのっていないのではないでしょうか。いろいろな要件はありますが、決して男性よりも女性の方が能力が劣っているとは思いません。町役場から変化を起こすことが必要ではないでしょうか。各種審議会等々にも積極的な登用で、活躍の場を広げることは、町の発展にとっても不可欠のことと思います。また、まだまだ男女の差別もあり、男女共同参画の推進は遅れた分野です。政策的な対策が弱いのではないでしょうか。若い女性が働き続ける職場、保育所、介護施設等々の労働条件の改善も必要だと思います。
 次に「健康長寿」ですが、町では「健康長寿のまち県下ナンバーワン」を目指したこの間の取り組みでは一定の成果をあげています。乳児期から高齢まで、健康を維持し続けることは、個人任せでは成功しません。一定の指導、それも定期的にたゆまず指導が必要と考えます。進んだ自治体では、住民何人に一人の保健士が付き、乳児期から高齢者になっても指導を続け、医療費を大きく抑えて健康長寿をまっとうしています。健康を保つには保健士の役割は重要です。当町では保健士さんの数が少ない、決められた制度での範囲でしかない最低の人数です。これでは積極的な施策は実現できません。高齢医療の成人病にしても日常生活の悪循環の積み重ねです。ここが改善されれば医者にかかる人も少なく、病気の予防はもちろん、寄居町を明るく元気にする力となります。
 以上三つの重点施策に対する反対理由を述べましたが、最後にこの素晴らしい自然と歴史・文化芸術の誇れる町として雀宮公園への玉淀河原からの遊歩道の整備や、鉢形城址公園、歴史資料館のリニューアル化など評価しますが、当町にはそれを支え自らも文化芸術に親しんでいる多くの芸術家や関係団体資料があります。それを常時・展示公開する施策がない。町民を初め町外から来た人たちも、歴史や自然を満きつした後でのホッとした場所として展示場はそういう役割を果たしています。公共施設の老朽化や統廃合が考えられていますが、芸術館などの方針は見えてきません。特に高齢化が進む当町にとって家に引きこもる高齢者をなくし、文化芸術に触れ、寄居町の良さを再認識することになるのではないでしょうか。特に子どもたちには小さい時から文化芸術に触れることは豊かな人間性を育む土台となると考えます。
 以上の理由により反対討論とします。

Posted by たもがみ 節子 at 11時12分   コメント ( 0 )

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