2009年03月25日(水)
3月議会における一般質問の回答 [09年03月議会]
1、安心して働き続けられる寄居町に
町長の回答の要旨は
(1) 当町内の派遣切り等の状況は把握できてございません。ハローワークに紹介しても市町村ごとに把握していないとのことです。
(2) 生活資金についてですが、当町への相談は1件ございました。生活資金につきましては、国の就職安定資金融資の他に、県の勤労者向け融資制度の中に失業中の生活資金の融資制度がありますので、ご案内しました。
なお、県におきましては、3月9日より緊急求職者サポートセンターを設置し、生活・住宅などの生活面での相談を開始しましたので、すでに総合案内にパンフレットを設置してご案内しています。
また、住宅に関しては、窓口での相談1件と2件の電話相談がありましたが、現在のところ、町営住宅に空き家がなく、入居住宅を提供できない状況下にあるため、ご遠慮いただきました。
私の再質問で
「把握していない」とはどうゆうことか。あまりにも無責任ではないか。町内企業に問い合わせぐらいは出来るはずではないか、と正すと。
実は、全て寄居町に住んでいるとは限らないが「180名」が職を失っている。それでは他市町村に勤めて派遣切りに合った人も居るだろうから200人は下らないのではないか。
資金の相談、住宅の相談に当町として応えることが出来なかった訳で、国や県の施策を案内しているだけですし、住宅問題は前々から賃貸アパート、空き家屋など町がこの時のために借りておく必要があるのではないか。
町独自の不況対策、「派遣切り」「期間切り」の対策は考えていないことが明らかになりました。
(3) 町の臨時職員の採用につきましては、広く人材を求めるために臨時職員の登録募集を広報誌等を通じて毎年行い、各課では必要に応じてその登録者から採用するという方法をとっております、したがいまして雇用対策としての採用は考えておりません。また、公共事業などの工事の作業員等につきましては、工事請負者が確保するものであると考えています。
2、子育てするなら寄居町に
町長の回答の要旨
2番目のご質問でございますが、厚生労働相の諮問機関であります社会保障審議会少子化対策特別部会の報告につきましては、次世代育成支援のための新たな制度体系作りに向けた議論の中間的な取りまとめとして部会報告されたものでありますので、現時点でのこの報告に対する所見は差し控えさせていただきます。
なお、今後の審議の成り行きにつきましては、引き続き見守って行きたいと考えています。
私の再質問の中で
中間的な取りまとめとしての部会報告なので町の所見は、差し控えたいというのか。中間的な取りまとめだからこそ、現時点での考え、思いを関係諸団体や諸機関と話し合い、最終的報告が出る前に思い考えを申し述べておかねばならないし、決まってしまったら、何も言えないのではないか。
国が考えたことにはしたがって最終結果が出るまで待てというのはおかしい。大きく制度が変ろうとしている時だからこそ、「子どもにとって」「親にとって」「行政にとって」何が大事で、どうあるべきかを考えるのが行政の今やるべきことではないのか。
町では、保護者が保育所を選べることになり、契約が直接契約になると言っていると状況を説明しました。
Posted by たもがみ 節子 at 10時43分 コメント ( 0 )