2009年02月19日(木)
保育所(園)があぶない 保育制度を壊そうとしています [日々の活動]
日本の保育所(園)は、戦後の混乱期を「次の世代を背負う子ども達を国の責任で育てようるどんな環境に生まれて来た子どもも立派に成長できるよう国は責任をもとう」と生まれました。
アメリカにはない日本独特の制度で、個人のとくし家や宗教家などがやっていたものを見直して、国、地方自治体が責任をもって「保育に欠ける子どもは保育を行う」として来ました。
1970年代には女性の社会進出に伴い「ポストの数ほど保育所を」を合言葉に全国に広がってゆきました。保育料は収入に応じてゼロから始まり乳児で5〜6万円が最高の負担で、その他必要な費用は、国、県、町が負担して来ました。
国は、福祉の予算を毎年二千二百億円削るなかに保育所も入れ、この制度を壊そうとしています。国・市町村の責任をなくして、預ける人と預かる人との直接の契約にしょうとしています。
保育に欠ける一番保育の必要な子どもが、保育園に入所できなくなる可能性が強くなります。そして保育園も運営が大変になります。
利益優先(儲け主義)の保育所しか成り立たなくなります。大変なことです。
Posted by たもがみ 節子 at 06時08分 コメント ( 0 )